1970年代にアメリカで創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーが心理学や言語学をもとに体系化した心理学です。
最初に二人は当時アメリカで非常に優秀だった三人の天才的セラピスト ゲシュタルト療法のフリッツ・パールズ、家族療法のバージニア・サティア、催眠療法のミルトン・H・エリクソン、の治療を研究し、それをNLPのモデルの基礎としました。
彼らは天才や達人のもつ卓越したスキルを公式化していきました。そして、その公式をモデルとなった天才とは面識が無い人に送って、再現できればそのモデルは誰もが使えるモデルと言うことでNLPとして採用していきました。
その公式を使うとモデルとなった天才よりも卓越したパフォーマンスができたと言います。
この方法をマスターすると、不幸な人生しか選べずにここまで来た人(アンハッピーロボット)が、自分の好きな天才のノウハウを身につけて天才かすることができるようになります。また、たまたま幸せな人生しか選べずに来た人(ハッピーロボット)も、自分自身の意志でなりたい自分を作る=プログラミングする事ができるようになります。
それはうつ病などの悩みを解消することもできると同時にスポーツ選手が0.01秒を競うような最後の高みに登る為のスキルとしても非常に有効に機能します。
NLPは話の中身に関係なく使えます。
話の中身に関係が無いと言うことだけで以下のようなメリットがあります。
NLPにはすぐに使えるコミュニケーションテクニックが沢山あります。
コミュニケーションが苦手な人がこれを克服するのは非常にたいへんですよね。
試行錯誤しながらだと、10年20年が必要かもしれません。
その理由は「顔色をみる」「雰囲気を感じる」と言ったあいまいな部分をマスターしなくてはいけないからです。
そんな誰も説明ができないようなスキルを身につける為には10年の経験が必要かもしれません。
NLPには顔色の見方、雰囲気の感じ方に相当するようなコミュニケーションテクニックがあります。
それを駆使することで、コミュニケーション能力は飛躍的に向上します。
今まで「コツ」や「才能」と思われていた領域を学ぶ事ができるようになります。
NLPでは「悩んでいる人は自分自身との関係が崩れている」とよく言われます。
心理療法の世界やもちろんNLPではラポール(信頼関係、心の架け橋)と言う言葉がありますが、自分自身とのラポールが切れていると思うように自分が動きません。
やりたいのに出来ない。やりたくないのにやってしまう。と言う事が頻繁に起きるようになります。
NLPではその「やりたい自分」「やりたくない自分」の事をそれぞれパート(部分)と呼びます。
パートがバラバラだと統一感が無く苦しい感じや落ち着かない感じがします。
パートが整理されて、ひとつにまとまると一体感が出て、自分自身も首尾一貫する事ができます。
迷いが無い人は人生をまっすぐに突き進み、無駄がありません。
そんな自分自身の中をまとめる方法がNLPの中には沢山あります。